ナチュログ管理画面 トレッキング・登山 トレッキング・登山 東海 アウトドア&フィッシングナチュラムアウトドア用品お買い得情報

スポンサーリンク



上記のお知らせは30日以上更新のないブログに表示しています。
記事を更新するとこのお知らせは表示されなくなります
  

Posted by naturum at

2013年11月28日

瀬戸電回顧録


名古屋の中心地、栄町から愛知県瀬戸市に延びる名鉄瀬戸線、通称瀬戸電。
そのトレードマークである赤い車両が来年4月に廃止になるという記事を朝刊に見つけました。
昔、瀬戸線沿線の瓢箪山(ひょうたんやま)駅近くに住んでいたこともあり、思い出深いあの赤い電車がなくなるとは寂しい限りです。

枚数限定で赤い記念入場券が販売されているとのことから、栄町駅でさっそく買い求めました。

ところで、現在は栄町に乗り入れている瀬戸線ですが、過去には堀川~尾張瀬戸という違うルートを走っていました。
しかも名古屋城のお堀の中を。
一度だけ子供の頃に乗った記憶があるのですが、残念ながら覚えているのは手前の大曽根駅の古い駅舎の記憶のみです。
現在でもその廃止された区間の遺構が残っています。
栄町駅からそれほど遠くない場所なので、日暮れ前に歩いてみました。


まずは堀川駅終点です。
以前は駐車場で利用されていた記憶があるのですが、現在は空き地になっていました。
すぐ近くに名古屋城の石垣が迫る、なかなか趣きのある終着駅だったようです。
この先は堀川。
ここに到着する船からの資材を運ぶための駅だったようです。
画像左側の小高い場所は、貨物ホームがあった場所です。

本町橋下のガントレットトンネル。
ガントレット(gantlet)は単複線とも呼ばれ、複線巾より狭い用地に複線の線路を重なるようにしてはめ込んだものだそうです。
橋の架替を行わなかったため、前後が複線だったため、トンネル通過時のみ単線として切り替えをしていたという珍しい場所です。
名古屋城内にあった師団司令部(旧日本軍)が、橋の架け替えの許可を出さなかったための措置との事。
廃線当時、日本にはガントレットはここだけだったそうです。
レンガ造りのトンネルが今でも残っています。


大津町駅跡。
官庁街の最寄り駅だったところ。
今でも当時の階段が残っています。
草に覆われた駅跡は夕方の風景もあって、かなり物悲しい雰囲気です。


半径60mの大カーブです。
お堀に沿った東西の線路が一気に南北に折れる場所。
線路がない今でもかなりのカーブであったことが忍ばれます。


途中、出来町通付近から市役所方面を望む。
かなり夕闇が迫ってきました。
先を急ぎましょう。



明和高校前のお堀部最後の場所。
お堀から平地に出るポイントに、現在は住宅が建っています。
この先、現在の瀬戸線高架にそうように、明らかに不自然なカーブの側道があります。
以前の線路跡で間違いないでしょう。

取材の最後に、高架から地下に潜る、現在の瀬戸電を撮影。
ここで赤い電車が来るとドラマなのですが、ステンレス製の電車でした。

ナニナニ跡というような場所が好きです。
今はない昔の面影が、逆に形がないことで思い出したり想像したりすることができるからでしょう。
これからも名古屋市内のいろいろな遺構を時間を見つけて探し歩いてみましょう・・・。
  


Posted by 大槍太郎(JK2NOC) at 18:05Comments(0)名古屋奥の細道

2013年11月18日

天王山

天王山537m(美濃) 2013/11/17

■名トレアーカイブス
2001/06/09 天王山
2004/12/19 天王山


岐阜県美濃市の大矢田神社です。
今日はここから天王山537mに登ります。
天王山は、2001年6月、名トレ結成のきっかけとなった山です。
その他にも、年末山頂忘年会でも訪れたことのあるお馴染みの山でもあります。


今日の目的のひとつは、先日購入した娘B子の靴慣らしも兼ねています。
今までのスニーカーとの違いを体感できるのでしょうか???

10:00、本殿裏手の登山口(尾根道)を出発します。


紅葉の走り、色づき加減はまだまだのようですが、境内はかなりの賑わいです。
ただ、いざ登山道に入ると喧騒がいっきになくなり、静かな山歩きができます。

フィックスが張ってある場所もあり、アドベンチャ気分も楽しめます。


尾根に出ると木々の間から東濃地方の山を望むことができます。
登り返しを数回繰り返すとまもなく頂上です。


12:13、天王山537m到着です。
気温がやや高め、景色が若干モヤっています。
空気が澄んでいると、名古屋駅のツインタワーや、運がよいと穂高も見えるとのことですが、今日は厳しいですね。

お腹も空いたことですし、さっそくお昼としましょう。
ラーメンじゃんけんや、オニギリじゃんけんをしてお腹を満たします。


今日は新メニュー、みそ田楽を試してみます。
う~む、まあまあですね。
おでんほどのインパクトはないかも。
もう少し寒かったら美味しかったかもしれません。



デザートを食べて、アルプス一万尺なる古典的な遊びをしている婦人部の皆さんを残し、もうひとつのピークである反射板へ歩いてみました。
フラットな場所ではないので、一服するには不適な場所ですが、岐阜方面の景色は開いています。

1時間半ほど山頂でマッタリし、13:49、下山開始です。


下山ルートには周回がとれるルートもあるのですが、かなりの急な勾配の様子。
今回は往路と同じルートを選択しました。


15:15、ゴール。
境内はまだまだ紅葉見物のお客さんで賑わっています。


出店をひやかしながら駐車場に向かいます。
境内の紅葉はこれからが本番、来週あたりが見どころでしょうか。

B子におニュー靴の感想を聞いてみたのですが、スリップもあまりなく良かったとの事。
低山ですが、暖かな楽しい山歩きが出来ました。
さて、もうすぐ師走ですね。
今年はあと何回この靴を履いて山へ行けますでしょうか・・・。

  
タグ :天王山


Posted by 大槍太郎(JK2NOC) at 04:02Comments(1)2013/11 天王山美濃の山

2013年11月16日

プリムス・カートリッジホルダー


新しいギアを購入しましたので報告します。

せっかくの休日、天気が良ければ美濃方面への山行予定だったのですが、朝からあいにくの雨。
午後からイヤミのような秋晴れになり、あまりの悔しさに買い物に出かけました。

目的地はいつもの好日山荘栄店です。

画像がものすごく地味で申し訳ございませんが、コレ、プリムス・カートリッジホルダーといいます。
ガスカートリッジの上にシングルバーナー、そして鍋。
いつもの山頂での料理風景です。

バーナーを置く場所が平ならば問題ないのですが、傾斜やガタガタの場合はちょっと危険ですね。
それを回避するために、カートリッジホルダーを装着し、座りを良くするものです。

仕組みは簡単ですが、なかなか今まで気付かなかった商品です。
先日、とあるサイトでこの商品のインプレッションを見つけ、さっそく購入してきました。

実際、山へ出かける前に、近所の鶴舞公園でテストしてきました。
設置した場所がコンクリート製の机の上ですので、あまり参考にはなりませんでしたが、安定性は使用前とは格段に違うことが分かりました。
木漏れ日の中、ホットワインを作ってみました。
そりゃあ飲みましたよ、これも実験の内ですから・・・。  


Posted by 大槍太郎(JK2NOC) at 21:57Comments(0)ギア(山道具)

2013年11月16日

「氷壁」を越えて - ナイロンザイル事件と石岡繁雄の生涯


名古屋大学博物館で開催されている、「「氷壁」を越えて - ナイロンザイル事件と石岡繁雄の生涯」を見学してきました。
これは、井上靖の小説「氷壁」のモデルになった、実際の滑落事故、その後の裁判についての当時の記録、使用したザイルなどの登山道具が展示されています。

1955年1月、北アルプス前穂高岳東壁で起こった事故をモデルに小説が書かれたことは知っていました。
氷壁も読んだことがあるのですが、新田次郎の山岳小説とは違い、内容がすごく複雑で難解であった記憶だけしか残っていませんでした。

新聞に載っていた企画展が、たまたま近くの大学で開かれているから行ってみようというくらいの軽い気持ちで出かけたのですが、ちょっとこれは簡単に感想を申し上げるような内容ではありませんでした。
「氷壁」をもう一度読み直すことにします・・・。

「氷壁」を越えて - ナイロンザイル事件と石岡繁雄の生涯  


Posted by 大槍太郎(JK2NOC) at 21:44Comments(0)名トレ山の催し

2013年11月10日

神の倉山(仮称)


今日は名古屋市緑区の里山を紹介します。
緑区神の倉に広大な里山があります。
以前、この近所に住んでいたとき、散歩がてらに朝夕歩いていました。
特に名前がなかったので、勝手に「神の倉アルプス」と呼んでいた山です。
距離の短い縦走路があり、ちょっとした山気分を味わえるいい里山です。
縦走路の出発点は熊野社という立派な神社です。

神社裏手にある「毘沙門天」と消えかかった看板の横からが縦走路の始まりです。

しばらくはかなりハッキリとした踏み跡をたどります。
転居してから4年ほど立ちますが、道がまったく荒れておらず、絶対に手入れをしている道です。

少し歩くと、樹林帯をいったん抜ける開けた場所に出ます。

この後は少し尾根伝いの登りに入ります。

尾根の取り付きはキレット気味にザレていますが、特に危険はありません。
以前は先の開けた場所からのバリエーションで、この崖を登るためのフィックス(ザイル)が張られていたのですが、今はなくなっていました。

ザレ場を抜けると、神の倉アルプスの最高峰、「神の倉山」85mピークに到着します。
三角点の標柱はほとんどが埋没していますが、欠けなどもなくキレイです。
参考:国土地理院 旧2万5000分1地形図「平針」より

三角点で休憩をしていると、ガザガザという音。
動物の気配がします。
「ん!?タヌキか??」。

丸々と太った猫でした。
こちらの存在など関係ない様子。
一切無視して山の奥へ消えていきました(笑)。

この後、再び尾根伝いのアップダウンを繰り返します。
すぐ隣にあるゴルフ練習場の音が聞こえてくるとまもなくゴールです。


立派なイケメンの毘沙門天が立っています。
この縦走路は熊野社から毘沙門天へお参りをする参拝者ようの道がその発祥のようです。

毘沙門天への参拝道。
かなり急な階段です。


毘沙門天も樹林帯に囲まれて景色は望めませんが、静かなピークです。

名古屋市内でこのような里山が残っている緑区も宅地化が進み、人口が増え続けています。
貴重な里山をこれからも大切に守っていきたいものですね・・・。
  


Posted by 大槍太郎(JK2NOC) at 16:07Comments(0)名古屋奥の細道

2013年11月10日

本を売るなら◯◯◯♪♪


本を読むことが大好きです。
以前に比べると格段に読む本の数は減りましたが、それでもカバンには必ず1冊は入れておかないと不安です。
図書館も利用するのですが、基本的には手元に読んだ本を残しておきたい派なので、なるべく本を買うようにしています。
ただ、文庫本化されないと安く買えないですし、その本がハズレだった場合は本当に「損したぁ!!」って気分になります。
そこで利用するのが、「本を売るなら◯◯◯♪♪」でお馴染みのコノお店です。

我が家の近所にもあるので、時間があるとのぞくようにしています。
郊外にあるような大きな店ではないのですが、その分ゆっくりと店内パトロールができるため、取りこぼし(目玉本)が少なくて気に入っています。

特に重点的にパトロールするのが105円コーナー。
中公新書や岩波新書などの新書版が充実しているところがイイです。
105円でしたら火傷もしませんし、今まで呼んだことのないジャンルに手を出す冒険もできます。

ということで、今日購入したのは「まいにち富士山 佐々木茂良著 新潮新書刊」と、「ひとり旅は楽し 池内紀著 中公新書刊」の2冊。
これでたったの210円(税込み)。
安い!。
定価で本を買うことが馬鹿らしくなります。

ところで今回面白いものを見つけました。
「一人旅・・・」の巻頭に、前オーナーの鉛筆で書いた走り書きを見つけました。


8/17 仙台発苫小牧行フェリー

2等のベットは、ざぶとん3つ。
これでベットかい?

そんな中、”レストランカリブ”では??(不明)
なんて放送はギャップがありすぎちゃって、ありすぎちゃって。



なんのこっちゃ??
この本を北海道旅行中に読んだようですが、??の不明部分のどんな放送か、とても気になります^^;。

好きな読書ですが、最近は寝る前のナイトキャップ的な利用ばかり。
半ページも読むと気を失うように寝てしまい、なかなか読み終えるまで時間のかかることかかること・・・。
  
タグ :中古本


Posted by 大槍太郎(JK2NOC) at 13:39Comments(0)雑感

2013年11月06日

スキャナって便利で楽しい!


今まで使っていたEPSON PM-D800というプリンタが壊れました。
確か購入してから7年ほどたっているので、まあ家電製品として元は十分とれたでしょう。

我が家はあまり印刷頻度が高いほうではないので、しばらく放置プレーをしていたのですが、年賀状が気になりだしたこの時期、「早く次のプリンタを決めてよ!」と、婦人部の嫁P子より督促があり、アマゾンよりポチッと決めてしまいました。


翌日早朝に届いたのがコレ(相変わらず凄過ぎるレスポンス!)。
EPSON EP-705A。
WI-fi機能を使うかどうか少し悩んだのですが、まあタブレットからの印刷なんてほとんど使わないだろうとの判断から、ネットワークプリンタを選択候補から外し、印刷機能重視で、アマゾンの口コミレビュを参考に選びました。

6色独立の相変わらず怒高いインク(どうにかなりません、メーカー様!)を装填。
ドライバインストールからすぐに使用可能となりました。

ところで、今回初めて複合機なるものを導入してみました。
このスキャナを使ってさっそく写真を読み込んでみたのですが。

トップの槍の画像、今から10年以上前のものです。
かなりセピア化が進んでいる状態をそのままスキャンしてくれました(笑)。
面白くなって、数枚の非デジタル時代の写真を取り込んでみました。

撮影日時はハッキリとしないものばかりですが。

1枚目は山小屋勤務時代、小屋開け作業に向かう朝の風景。
前日まで天候が優れず、ヘリが飛ぶかどうかも直前まで分からなかったため、かなりイライラしていた記憶があります。
この時はスーパーピューマという大型ヘリで勤務する小屋まで向かいました。

東邦航空のラマ。
前の画像もそうですが、食材などを空輸するため、定期的にヘリが飛んできます。
天候に左右されるため、空中で止まる時間(ホバリング)を短くする必要があるため、短時間の内に上げてきた荷物をヘリのフックから外し、逆に下げる荷物を素早くフックに掛ける作業を必要とします。
緊張する瞬間でしたが、無事に作業が終わったときは、素晴らしい達成感があったことを覚えています。
そういえばこのラマ、今シーズンで老朽化のために引退だそうです。

親方から料理の手ほどきを受ける小生。
フランス料理のシェフだった親方は、それはそれは厳しく、いや、優しくいろんな料理を教えてもらいました。
今でも人生の師であります。

夕刻、ホームシックになっている小生を盗撮された1枚。
稜線上の小屋だったため、10歩も歩くとすぐに断崖絶壁の上に立つことができます。
休憩などでよくこの場所に立って風景を眺めていました。

水場作業での休憩時のスナップだと思います。
背景のカールの紅葉から、小屋締め直前の頃かもしれません。
かなり凝ったお弁当を作って食べてました(笑)。


この連続2枚はいよいよ小屋締め作業の最後のスナップ。
体育の日を過ぎると下山となります。
来年までこの小屋も雪に埋まってしまいます。
家に帰ることができる楽しさと、山を下りなければならない寂しさと、複雑な心境が表情から伺える・・・訳ないですよね。
デジカメがなかった時代の写真が腐るほどありますので、機会があればこのスキャナを使ってご紹介するかもしれません。
ネタがないときには・・・。



  
タグ :EPSON EP-705A


Posted by 大槍太郎(JK2NOC) at 03:30Comments(0)PC

2013年11月04日

B子いよいよ本格デビュ!


いままで普段着で山に向かっていた娘のB子。
やっとママ(P子)に装備を揃えてもらったようです。
さっそく報告およびファッションショーが始まりました(午前8時)。

足回りはスポーツオーソリティオリジナルの軽登山靴、アルパインデザイン。

サイズは小さいのですが、軽いこと山の如し。
作りもまずまずしっかりしています。
4000円弱でこのクオリティであれば合格でしょう。
やや大きめのサイズを購入したようで、しらばくはソックス調整でしょう(笑)。

雨ガッパはロゴス。
これまたお値打ち価格だったそうです。

かなり大きめサイズ思い切って購入。
逆に、ザックを背負ってのポンチョ的な使い方もバリエーションとしてアリかも。

当然お決まりの名トレ婦人部ファッションチェックが始まります。

かなりブカブカですが何か?!By B子(プッ)。
装備も着々と揃えてきつつある婦人部の皆さん。
そろそろ晩秋の低山トレッキングへでも出かけるとしましょうか・・・。  


Posted by 大槍太郎(JK2NOC) at 10:00Comments(0)ギア(山道具)