2013年12月04日
近場の紅葉もイイもんだ
こんにちは、管理人の大槍太郎です。
しばらく投稿をサボっていたら、ナチュラムの管理画面がかなりかわっていてびっくりしました。
基本機能は変わらないようですので、とりあえずのアップです。
山の紅葉は落ち着いた様子。
名古屋市内の紅葉が真っ盛りです。
ご近所の八事山興正寺へ出かけてみました。
五重塔付近は特に綺麗でしたので、ちょっと腰を落ち着けて撮影してみました。
やはり青空と紅葉は映えますな。
名古屋の中心からちょっと離れた八事の山にも紅葉の名所はありました。
ちなみに毎月5日、13日、21日には縁日が開かれ、近隣のおじいちゃん、おばあちゃんが大挙して訪れます。
それはそれはすごい賑わいです・・・。
2013年11月28日
瀬戸電回顧録
名古屋の中心地、栄町から愛知県瀬戸市に延びる名鉄瀬戸線、通称瀬戸電。
そのトレードマークである赤い車両が来年4月に廃止になるという記事を朝刊に見つけました。
昔、瀬戸線沿線の瓢箪山(ひょうたんやま)駅近くに住んでいたこともあり、思い出深いあの赤い電車がなくなるとは寂しい限りです。
枚数限定で赤い記念入場券が販売されているとのことから、栄町駅でさっそく買い求めました。
ところで、現在は栄町に乗り入れている瀬戸線ですが、過去には堀川~尾張瀬戸という違うルートを走っていました。
しかも名古屋城のお堀の中を。
一度だけ子供の頃に乗った記憶があるのですが、残念ながら覚えているのは手前の大曽根駅の古い駅舎の記憶のみです。
現在でもその廃止された区間の遺構が残っています。
栄町駅からそれほど遠くない場所なので、日暮れ前に歩いてみました。
まずは堀川駅終点です。
以前は駐車場で利用されていた記憶があるのですが、現在は空き地になっていました。
すぐ近くに名古屋城の石垣が迫る、なかなか趣きのある終着駅だったようです。
この先は堀川。
ここに到着する船からの資材を運ぶための駅だったようです。
画像左側の小高い場所は、貨物ホームがあった場所です。
本町橋下のガントレットトンネル。
ガントレット(gantlet)は単複線とも呼ばれ、複線巾より狭い用地に複線の線路を重なるようにしてはめ込んだものだそうです。
橋の架替を行わなかったため、前後が複線だったため、トンネル通過時のみ単線として切り替えをしていたという珍しい場所です。
名古屋城内にあった師団司令部(旧日本軍)が、橋の架け替えの許可を出さなかったための措置との事。
廃線当時、日本にはガントレットはここだけだったそうです。
レンガ造りのトンネルが今でも残っています。
大津町駅跡。
官庁街の最寄り駅だったところ。
今でも当時の階段が残っています。
草に覆われた駅跡は夕方の風景もあって、かなり物悲しい雰囲気です。
半径60mの大カーブです。
お堀に沿った東西の線路が一気に南北に折れる場所。
線路がない今でもかなりのカーブであったことが忍ばれます。
途中、出来町通付近から市役所方面を望む。
かなり夕闇が迫ってきました。
先を急ぎましょう。
明和高校前のお堀部最後の場所。
お堀から平地に出るポイントに、現在は住宅が建っています。
この先、現在の瀬戸線高架にそうように、明らかに不自然なカーブの側道があります。
以前の線路跡で間違いないでしょう。
取材の最後に、高架から地下に潜る、現在の瀬戸電を撮影。
ここで赤い電車が来るとドラマなのですが、ステンレス製の電車でした。
ナニナニ跡というような場所が好きです。
今はない昔の面影が、逆に形がないことで思い出したり想像したりすることができるからでしょう。
これからも名古屋市内のいろいろな遺構を時間を見つけて探し歩いてみましょう・・・。
2013年11月10日
神の倉山(仮称)
今日は名古屋市緑区の里山を紹介します。
緑区神の倉に広大な里山があります。
以前、この近所に住んでいたとき、散歩がてらに朝夕歩いていました。
特に名前がなかったので、勝手に「神の倉アルプス」と呼んでいた山です。
距離の短い縦走路があり、ちょっとした山気分を味わえるいい里山です。
縦走路の出発点は熊野社という立派な神社です。
神社裏手にある「毘沙門天」と消えかかった看板の横からが縦走路の始まりです。
しばらくはかなりハッキリとした踏み跡をたどります。
転居してから4年ほど立ちますが、道がまったく荒れておらず、絶対に手入れをしている道です。
少し歩くと、樹林帯をいったん抜ける開けた場所に出ます。
この後は少し尾根伝いの登りに入ります。
尾根の取り付きはキレット気味にザレていますが、特に危険はありません。
以前は先の開けた場所からのバリエーションで、この崖を登るためのフィックス(ザイル)が張られていたのですが、今はなくなっていました。
ザレ場を抜けると、神の倉アルプスの最高峰、「神の倉山」85mピークに到着します。
三角点の標柱はほとんどが埋没していますが、欠けなどもなくキレイです。
参考:国土地理院 旧2万5000分1地形図「平針」より
三角点で休憩をしていると、ガザガザという音。
動物の気配がします。
「ん!?タヌキか??」。
丸々と太った猫でした。
こちらの存在など関係ない様子。
一切無視して山の奥へ消えていきました(笑)。
この後、再び尾根伝いのアップダウンを繰り返します。
すぐ隣にあるゴルフ練習場の音が聞こえてくるとまもなくゴールです。
立派なイケメンの毘沙門天が立っています。
この縦走路は熊野社から毘沙門天へお参りをする参拝者ようの道がその発祥のようです。
毘沙門天への参拝道。
かなり急な階段です。
毘沙門天も樹林帯に囲まれて景色は望めませんが、静かなピークです。
名古屋市内でこのような里山が残っている緑区も宅地化が進み、人口が増え続けています。
貴重な里山をこれからも大切に守っていきたいものですね・・・。
2013年09月12日
名古屋奥の細道 名古屋市昭和区福原町
探そうと思うと意外になかったりする細道。
久しぶりに見つけました。
しかも我が家のすぐ近くで。
名古屋市昭和区福原町という住宅街にその細道はあります。
道幅は1.5mもないほどの、かなりの細道です。
これでは自転車のすれ違いも難しいでしょう。
道の途中には、こんな緑に囲まれたオシャレな造りの家がありました。
終点は名古屋大学。
私道と思われますが、かなりレアな細道でした。
これからも探索を続けます・・・。
タグ :名古屋市昭和区福原町
2013年07月15日
不思議な三角点
以前からすごく気になっていたのですが、我が家の近所のマンションに変わったものがあります。
ちょっとおじゃまします。
マンションの階段を登り、玄関ではなく中庭に向かいます。
ちょっとゴチャゴチャっとした築山があります。
立派な木の根元をご覧ください。
ん!?
んん!?
んんん!?三角点!!
角が欠けているのですが、書体からすると三等三角点のようです。
ポンと置いてあるのではなく、しっかりと地面に固定されています。
国土地理院の地形図から確認しても、この住所に三角点の表記はありません。
もともとあったものなのか、他から移設されたものなのかも不明です。
実に気になる三角点であります・・・。
タグ :三等三角点
2013年05月22日
名古屋奥の細道 名古屋市熱田区夜寒町
今日は、熱田区夜寒町の細道を紹介します。
細道にしては、やや幅員があるのですが、なかなかいい雰囲気を醸しだしています。
このコースでいちばん好きな場所はココです。
上を通る、これまた細道との立体交差地点です。
高さ2.2mの陸橋をくぐる時は、やや緊張します。
下りでこの道を利用する場合、自転車の立ち漕ぎは、限りなく危険です。
コース終盤には、霊験あらたかな高座結御子神社(たかくらむすびみこじんじゃ)があります。
大きな森を従えた、都会とは一線を画するいい場所です。
旗屋交番手前の大クランクを経て、国道19号線の大通りに出るとゴールです。
これから暑くなる季節ですが、森の木々でちょっと涼しさを感じる細道でした・・・。
タグ :夜寒町
2013年05月20日
名古屋奥の細道 名古屋市昭和区狭間町
今年に入ってから2ヶ月間、会社までの往復を徒歩で通ってました。
自宅から会社までは片道約6.8キロ、2時間弱の行程です。
仕事前、仕事後のウオーキングはなかなかハードなものでしたが、逆に歩かない休みや雨の時には、ホッとするような、寂しいような気分でした。
なるべく往復は違う道を通るようにしていましたが、道すがら、ソソる脇道(細道)がたくさんあることに気づきました。
昔はそんな細い道がたくさんあり、そこを通ることが好だったのですが、区画整理などで段々と見かけることがなくなりました。
最近では少なくなった、そんな細道をこれから少しずつ紹介しようと思います。
まずは第一弾として、名古屋市昭和区狭間町にある細道を紹介します。
狭間町(はざまちょう)っていかにもって感じですね。
場所は鶴舞公園という桜の名所のすぐ東側、飯田街道という古い道の脇を走る道です。
当然、自動車は通れず、自転車でもギリギリの幅員です。
ごらんのようなエグいクランクあります。
大学の職員寮と古い家の石垣の間の、まさに細道です。
普通の幅員の道から急に細くなる道のギャップがたまらなく素敵な昭和区狭間町の細道でした・・・。
PS:この付近にはまだまだソソる細道が密集しています。
細道マニアにはお勧めのエリアですね・・・。