夏休み 南アルプス紀行その3
7:30になるとボツボツと今日の登山者の皆さんが三々五々集まってきます。
ハイシーズンにはこの長椅子には座れないほどの登山者が行列を作るんでしょうね。
前夜泊の小生としてはやはり1番をキープします。
仙流荘⇔北沢峠は、運賃1100円と手回り品料金200円の計1300円×2です。
出発時に往復の切符を購入する仕組みのようです(5日間有効)。
さて、その手回り品ですが、このザマでございます。
これでもかなり遠慮しました。
35リッターのザックには当然収まらず、サイドやおまけにスーパーのレジ袋にも食材やビールを詰め込んでいます(もっといけたかなとあとから後悔・・・)。
定刻の8:05分前にバスが到着。
1番最初のお客となります。
補助席利用の満員御礼です。
ちなみに、乗りきれなかった場合には後発便もあり、乗り残しは仙流荘出発に関してはないようです。
道中の1時間はバスの運転手さんによる解説付きの乗車となります。
適度な間隔での案内なので、すごく好感が持てました。
この地方も昨日に梅雨明けをしたそうで、仙丈や甲斐駒も車窓からハッキリと見えています。
9:00、北沢峠に到着。
バスから降りるとひんやりとした冷気を感じます。
「いよいよ来たんだなぁ~」と実感します。
さあ、のんびりともしれいられません。
さっそくテン場に急ぎましょう。
峠から10分ほど下ったところにあるのが駒仙小屋。
この前の河原が幕営指定地です。
軽く200張はいけそうな広い河原です。
今日は平日なので「お好きなところにどうぞ♪」って感じです。
小屋で受付(1名1泊500円)をすませ、日付入りのタグをもらっていざ設営に入ります。
設営が遅れれば、すなわち本日の予定も遅れることになります。
自宅で予行演習をしてきたのですが、興奮と焦りから思ったようにできません。
恥ずかしながら2度ほど組み立てなおし、20分ほど掛かってしまいました。
風がなかったからよいようなものの、もし条件が悪かったらもっと時間が掛かったかもしれません。
反省です。
9:45、いよいよ仙水峠に偵察出発です・・・。
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